親の人間性が最も見られる、親子面接
幼稚園受験の際には、お子さんと親御さん、そして幼稚園の教員というメンバーで面接が行われます。
実際に幼稚園に通うのはお子さんですので、お子さんに頑張ってもらえば良いんだ、と言う考え方の親御さんもいますが、それは全くもって違うため、考えを改めましょう。
親子面接では大抵の場合、お子さんよりも、親御さんの方が面接が厳しく、親御さんに対しての選考の目が光ることがほとんどです。
「幼稚園の教育方針を理解して居るか」「お子さんの教育方針は?」「親に良識があるか」「金銭的に安定しており、教育費の支払い能力があるかどうか」など、家庭に関して、親御さん自身に関しての質問が多く飛び交います。
これらの質問を通して、親御さんの考え方や、ご家庭の状況、親御さんの人間性を幼稚園側はチェックしますので、幼稚園受験は、親御さんが特に頑張らないといけないといえるでしょう。
お子さんは、基本的な受け答えや、協調性があるかが見られる
もちろん親御さんだけでは無く、お子さんも頑張らないといけない部分もあります。
幼稚園受験の場合は、先生の質問に関して適切な答えが出来るかどうか、子供達だけで遊ばせて別の部屋で観察をする、行動観察などのテストを行う場合もあるでしょう。
お子さんに対する質問は勿論そこまで難しく無く、「好きな食べ物は?」「幼稚園に入ったら何をしたい?」「どんなことをして遊ぶことが多い?」というような、気軽な質問ばかりです。
ですが、お子さんの場合、緊張して何も答えられなくなってしまう事も多く、事前にある程度練習をしておく必要があるでしょう。
また、あまりにも偏った答えなどをしてしまうと、心証が悪くなってしまう可能性が高いため、ある程度事前にお子さんの答えを考えておくことが大切です。
また、受け答えの他にも、トイレやお着替え、靴を一人で履けるかなど、ある程度身の回りの事が出来るかどうかも、判断基準の1つになります。
自分では何も出来ないタイプのお子さんですと、お受験が難しいため、一人である程度の事は出来るように、親御さんと一緒に練習しておくことが大切です。